WinDjView

高評価

• 軽量で高速
• 多様なナビゲーションオプションが利用可能
• フルスクリーン表示モード

低評価

• 編集機能がない
• 他のファイル形式を読み込む機能がない

WinDjViewは、DjVuドキュメントを閲覧するために作られたアプリケーションです。DjVuは、大量のテキスト、データ、高画質の画像を、品質をあまり落とさずに最小限のスペースに圧縮するために設計された特殊なファイル形式です。現在、DjVuはビジネス文書や、歴史的な文書やパブリックドメインの文書のスキャンデータを保存するために使用されています。また、電子書籍リーダー用のフォーマットとしても一般的なタイプです。WinDjViewは、ドキュメントリーダーとして多くの機能を提供します。このアプリケーションは、オープンソース製品であり、ダウンロード、使用、配布が無料です。WinDjViewは、特定のブラウザと統合するように設定することができますが、スタンドアロンリーダーです。

WinDjViewの主な利点の1つは、アプリケーション全体が、読み込むDjVuファイルと同じようにコンパクトであることです。プログラムのダウンロードとインストールは、ほんの1秒で完了します。このプログラムは、実行中にほとんどリソースを消費しない軽量なアプリケーションとして設計されています。このことは、ほとんどの文書の起動と読み込みにかかる時間の速さからもわかります。ただし、画像を多用した大きな文書を閲覧するには、それなりのメモリ容量が必要です。

WinDjViewのメイン・インターフェースは、現在開いているドキュメントを表示する中央パネルで構成されています。画面の左側には、文書内のすべてのページの小さなサムネイルを表示する垂直ペインがあります。文書内の移動は、マウスホイールによるスクロール、表示されたサムネイル上でのクリック、スクロールバーの移動、矢印キーの押下で行うことができます。検索ボックスを使って、特定の単語にジャンプすることができます。この機能は、テキストとスキャンされた画像を含むDjVuファイルでのみ使用できます。

その他にも、便利なナビゲーション・オプションがあります。WinDjViewは、ユーザーがドキュメント内の任意の場所にブックマークを設定することができます。DjVuファイルは何百ページにも及ぶことがあるので、これは特に便利です。このブックマークは、必要に応じて即座に呼び出すことができます。また、上部にあるボックスにページ番号を入力するだけで、簡単にナビゲーションができます。WinDjViewには、ドキュメントをより簡単に表示するためのツールも含まれています。個々のページを任意の方向に素早く回転させたり、反転させたりすることができます。また、小さな文字や詳細な画像を確認するためのズームツールも用意されています。これらのツールのほとんどは、ウィンドウの上部にあるツールバーからアクセスできます。

WinDjViewには、フルスクリーンモードがあり、ドキュメントを邪魔されることなく見ることができます。また、画像やテキストの一部をカット＆ペーストできるように、いくつかの選択ツールを備えています。このプログラムは、DjVuファイルのテキスト部分を自動的にフォーマットされていないドキュメントにエクスポートすることもできます。WinDjViewは、堅牢で軽量なプログラムであり、DjVuファイルを定期的に読んでいる人にとって良いソリューションです。実行もファイルの表示も高速です。

高評価

• 軽量で高速
• 多様なナビゲーションオプションが利用可能
• フルスクリーン表示モード

低評価

• 編集機能がない
• 他のファイル形式を読み込む機能がない